| 臓 |
肝 |
肝の持つ精気は魂。春に旺気する。脾胃で造られた血は肝に蔵され、必要に応じて血を全身に送る。肝は胆と表裏関係にあり、目・爪・筋を支配する。精神作用は怒に関係する。また、酸味は肝に入る。肝は血を蔵するので肝虚=血虚となる。また肝は腎の津液を必要としている。 |
| 心 |
心の持つ精気は神。夏に旺気する。心は小腸と表裏関係にあり、血脈・舌・色を支配する。精神作用は喜に関係する。また、苦味は心に入る。心に虚はない、但し他の臓腑から発生した寒熱の影響を受けることはある。
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| 脾 |
脾の持つ精気は意・智。土用に旺気する。脾は胃で水穀(飲食物)を消化吸収して気血津液を造りださせている。脾は胃と表裏関係にあり、口・唇・肌肉・四肢及び各腑を支配する。精神作用は思に関係する。また、甘味は脾に入る。脾には気・血・津液ともにあるので、脾虚には脾の気虚・血虚・津液虚がある。また脾はその働きを充分に発揮する為に心の陽気(心包の陽気)を必要とする。 |
| 肺 |
肺の持つ精気は魄。秋に旺気する。肺は気を蔵し全身の気の循環を主っている。肺は大腸と表裏関係にあり、皮膚・毛・鼻を支配する。精神作用は憂に関係する。また、辛味は肺に入る。肺は気を蔵するので肺虚=気虚となる。 |
| 腎 |
腎の持つ精気は精・志。冬に旺気する。津液を蔵し、下焦(下半身)を安定させる。腎は膀胱と表裏関係にあり、骨・耳・髪・二陰(大小便の出口)を支配する。精神作用は恐・驚に関係する。また、鹹味(塩辛い)は腎に入る。腎には陰気の働きと津液を蔵する働きがあるので、腎虚には腎の陰気の不足と津液の不足がある。また腎の津液は肺気の力によって動かされる。 |
| 心包 |
心包は心包絡(しんぽうらく)ともいい、心をまとい君主である心の変わりにその働きを代行している。心包の陽気の事を相火といい、この相火が下焦に降りてきたものを「命門の火」という。 |
| 腑 |
胆 |
中正の官と言われ、五臓六腑の中正を保つ。また決断力に関係する。 |
| 小腸 |
小便を膀胱に送り排泄する作用に関係している。 |
| 胃 |
脾の命令を受けて飲食物より気血津液を作り出す。 |
| 大腸 |
大便の排泄に関係している。 |
| 膀胱 |
腎の陽気(命門の火)の影響を受けて小便を排泄する。 |
| 三焦 |
上焦、中焦、下焦があり、その部位において主に陽気(原気)を主っている。 |